関西銘板工業社｜材料・素材

■アルミニュウム(AL): 軽くて軟らかいため、鉄に比べて加工性が良くまた錆びにくいのが特徴です。
鉄に比べると耐久性･耐侯性に優れています。地色は銀色です。

■ステンレス(SUS): 硬く錆びにくい特性があり耐久性、耐侯性に優れていますので、屋外での長期使用に最適です。
一般的によく用いられるのがSUS304です。地色は銀色です。
■真鍮(BSP): 高級感が有り豪華な雰囲気は真鍮ならではの特徴です。軟らかく加工しやすいですが腐食変色しやすいため、基本的にメッキやクリア塗装等が必要です。地色は金色です。
■銅(Cu): 暖かみがあり柔らかな風合いが特徴です。軟らかく加工しやすいのですが腐食変色しやすいため、基本的に、メッキやクリア塗装等が必要です。地色は赤茶色です。
■亜鉛鉄板（トタン）: 鉄板に亜鉛メッキしたもので、安価ですが、長期間の使用には向いておりせん。
亜鉛鉄板は表面に塗装やシートなどを貼り付けて使用することが多いです。地色は銀色です。

■カラー鉄板: 鉄板に両面塗装したもので、安価ですが、長期間の使用には向いておりません。
カラー鉄板は、看板などに使用することが多いです。

■アクリル(PMMA): 透明度（透明度は93%）が高い素材で、ガラスを凌ぐ透光性が有り、また軽くて割れ難く（比重はガラスの2分の1・強さはガラスの15倍）優れた耐候性を兼ね備えています。
使用温度はマイナス40度Cからプラス65度Cです。
■塩化ビニール(PVC): 耐薬品性、難燃性、耐候性があり、アクリルよりは透明性は劣るものの色素とも馴染みやすく、着色や印刷がしやすく安価なので、幅広く多目的な用途に利用されています。硬質と軟質の物が有ります。
■ポリカーボネート(PC): アクリルよりは透明性は劣るものの衝撃に対して強く、耐熱性、耐低温性が良いのが特徴です。

シール・ステッカーの素材は、表面基材、粘着剤、剥離材（セパレータ）の三層から構成されいます。素材の選択には十分な検討が必要ですので使用期間、条件、場所などをご相談ください。

■アート紙: 上質紙の上に鉱物性顔料と接着剤とから成る塗料を塗布した最高級の一般塗工紙です。光沢があり、印刷再現性に優れています。
アート紙にはつや消しのマットアート、更に顔料の塗布量を増したスーパーアートなどがあります。
■上質紙: 比較的安価な素材で、簡易的なシールの用途によく使われます。
光沢のない、ざらざらした紙で耐水性、印刷の仕上がりはあまり良くありません。
着色された上質紙もあります。
■塩化ビニール: 耐候性、耐水性、耐薬品性、難燃性に優れ、屋外のラベル用途に適しています。
■合成紙: プラスチックを主原料にしたもので、耐水性、耐久性、耐擦過性にすぐれ、酸、アルカリ、有機溶剤、油等に侵されにくい特徴を持っています。
■ホイル紙: 薄いアルミ箔を平滑性の高い紙にラミネートしたものです。水気の多い場所での使用には向いておりません。
色は、金色と銀色があります。
■ポリエステル: 耐熱性、透明性に優れていることから、主に工業向けのシールに数多く使用されています。
色は、透明、白色、アルミ蒸着（金色、銀色、ツヤあり、ツヤなし）などがあります。